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今日からまた短期のバイトに入りまして、少々疲れております。
さて、私の本棚蔵出し書評第一弾、『十角館の殺人』です。
最初ということならこれからだろうと思って選んだ一冊です。
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ミステリー作家、綾辻行人の1987年発表の処女作。
島田荘司の起こした新本格の流れは、この『十角館の殺人』をもって大きなムーブメントとなる。
この後、有栖川有栖、法月綸太郎ら、京都大学推理小説研究会の後輩らの登場が続き、森博嗣、京極夏彦、西澤保彦のデビューする90年代半ばに、新本格は隆盛を極めることとなるのである。
ようするに、この一冊は本格推理小説というジャンルを語る時に、絶対にはずすことのできない作品なのだ。
であるからして、当然内容も歴史的評価に値するものだ。
孤島の異形の館、十角館へ訪れた大学ミステリ研究会の7人が巻き込まれる連続殺人事件。
孤島側の7人と、本土側に残った主人公、河南(かわみなみ)孝明の二つの視点を交互に入れるという形式で描かれている。この二つの視点を交互に書いていくという形式は後にも綾辻が使っている手法であり、処女作ですでに使っているのはなかなか興味深い。
孤島での連続殺人という、形式は今ではベタとも言われてしまうが、今読んでみても、プロットの緻密さには驚かされるところがあり、色あせない。
メインのトリックも、語り継がれるほどのどんでん返しが用意されている。初めて読んだときにはしばし呆然とするしかなかった。
館シリーズの恒例である、「大仕掛け」は、十角館では抑え目の物となっている。この後、「大仕掛け」がどんどん奇想天外なものになっていくわけだが、この頃の綾辻はまだ謙虚だったということか。
まさしく、綾辻の稀代の傑作。
本格を読む人ならぜひ読んでおきたい一作。
試験も終わり、昨日はサークルの試験終わりの打ち上げで少々二日酔い気味です。七貴です。
今日はパイレーツオブカリビアン デッドマンズチェストを映画館に見に行きました。
うん、なかなか面白かった。今回もジャック・スパロー船長のキャラクターが楽しい。前作からの伏線もけっこうあるので、一作目を見て復習してから行くとといっそう面白いだろう。
CG、アクション共にハリウッドらしい豪華さで、特に後半の宝箱をめぐる三つ巴、四つ巴の争奪戦はとにかく動きがすごいし、その中でも笑いもあって楽しい。
今作は次回作と同時に製作された、いわば前後編のつくりなので、ラストは「引き」を入れまくってます。
ジャックは!?エリザベスは!?そしてラストのラストで登場する“あの人物”の真意は・・!!
ここまで見せられては次回作見に行かないわけには行かない。
久しぶりに良作のハリウッド映画を見ました。
いったん休憩。
写真は家の近所で撮影した巣立ち間近のツバメの巣。
さてはて、ちょっと話は変わりまして。
7月は少々忙しかったこともありましてあまり更新ができませんでした。
で、今回、せっかく夏休みなので、この一ヶ月、書評をがんばってみたいと思っているのです。
具体的には、今、私の本棚に入っている本を片っ端から書評してみようかと。
新しく読んだ本ももちろん書評していこうと思ってるし、旧日記で書いた書評も徐々に移していこうと思っている。
できれば、新作の小説も公開していきたい。
……ちょっと、大きく出すぎたかなあ。
言ってはみたけど、ちゃんと約束守れるか、と聞かれると答えられるかちょっと不安になってきた。
3つのうち2つは守りたい…です。
とりあえず近況。
レポートが進まず。
風邪のことあったがなんにしろやる気が出ない。
それでもやらなければならないことには変わりないので近日中に何とか。
テストが終わらない。
期末テストがあるのは2科目なのだが、一科目は教授の出張の関係で7月前半にすでに終わっている。もう一科目はなんと7月31日。この間3週間もあって、どうにも時間を持て余す。テスト勉強をしなければならないことは分かっているのだが。
そんなこんなでどうにも体調的にも精神的にもすっきりしないままの日々が続いている。
今読んでいるのは法月綸太郎『生首に聞いてみろ』だが、おもしろいのに、気分が乗らずまだ最初のほう。
ゲームもできていない。
小説も書けない。
ネタも無い。
少々お待ちを。
すこぶるだるい。
微熱が下がらず、熱いんだか寒いんだか分からない。
いや、更新してないで寝てろという指摘はご尤も。
まったくもってご尤も。
まだ期末試験控えてるのにまったく。
では、今日のところはこのくらいで。
以下雑感。
ネタばれは無いようかいてるつもりです。
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面白い話が出来るほど特異な人生も送っておりません。
二十台の男。弱小小説サイトの管理人です。
何かの縁です。どうかよろしく。
ア
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ワ