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自称小説サイト管理人七貴の、書評とだらだらとした日常を送り続けるブログ。
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台風が上陸していますが(@東海地方)、いかがお過ごしでしょうか。
私は明日、東京へ一泊二日のミステリーナイトに参加してきます。
ミステリーナイトについてはここを参照。行ってきまーす。


さて、今日の書評は森博嗣『すべてがFになる』です。
すべてがFになるすべてがFになる
森 博嗣

講談社 1996-04
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ちなみに、普段は文庫派の私ですが、森博嗣作品に関しては装丁がシンプルで非常にかっこいいので、ノベルス版を買っています。

講談社の主宰するメフィスト賞第一回受賞作品。
某大学の現役助教授が書いた小説というのが驚き。
デビューから10年近いですが、未だに一年に数作の新作をコンスタントに発表しているのは、同年代の作家と比べてすごいと思う。

N大学に通う西之園家のお嬢様、西之園萌絵(もえ)とN大学工学部助教授犀川創平はゼミの合宿でとある孤島を訪れる。

その孤島には、14歳の時に両親を殺害したと噂され、その後孤島の施設に閉じこもり、以来15年間、誰とも接触を持たずに研究を続ける工学博士、真賀田四季(まがたしき)の研究施設がある。
天才、真賀田四季との対面を楽しみにしていた犀川だが、彼女は外部との連絡を絶って一週間後、手足を切断され、ウエディングドレスを着せられ、電動ワゴンに運ばれた死体の状態で、発見される。
そして、彼女の部屋にあったコンピュータのディスプレイには「すべてがFになる」という一文が残されていた。


ネタばれはないです。
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今日紹介するのは、西澤保彦のタックシリーズ第1作、『彼女が死んだ夜』

彼女が死んだ夜彼女が死んだ夜
西澤 保彦

角川書店 2000-05
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厳格な家庭で育てられた箱入り娘のハコちゃんこと浜口美緒。彼女はようやく念願かなって両親にアメリカでのホームステイを許可される。しかし出発前日彼女が家に帰って見ると誰もいないはずのリビングに見知らぬ女性の死体が……!
 このままでは渡米の話がパーになると思ったハコちゃんは何も知らないタックとボアンを呼び出して「何とかしてくれないと死んでやるっ!」と喉に刃物を押し当てた。成り行きで死体処理の方棒を担ぐことになってしまったタックたち。しかし事件はとんでもない展開に……


旧日記の2006年3月27日より
岡嶋二人の『99%の誘拐』の書評です。

※作品を紹介しやすいよう、アマゾンのアフィリエイトを使用することにしました。

99%の誘拐99%の誘拐
岡嶋 二人

講談社 2004-06
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今日は、西澤保彦のデビュー作『解体諸因』。


解体諸因解体諸因
西澤 保彦

講談社 1997-12
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ゲームをあまりやらない人でもたいてい知ってるドラゴンクエストの、あまり人に知られていないアニメ版を知っているでしょうか。

なんで唐突にこの話を出したかというと、私の地域で夏休みアニメとして再放送されているからなのです。

いやはや懐かしい。
アベル(声はドラゴンボールのヤムチャ)の活躍は毎週テレビにかじりついて見ていたものです。
あんまりにも懐かしすぎて、バイトで見れないからと、ビデオにとって見てるあたり自分もあほです。

久しぶりに見て、やっぱりアベルは半裸なんだな、としみじみ。
上半身はたすきみたいなものだけで、「布の服」すらつけていない。
勇者なんだから鎧を着ろ、いやせめて服ぐらい着ろと。
子どもの頃の気持ちを取り戻しました。ありがとう(?)

アニメ版ドラクエには、アベルの幼馴染で紅き玉の継承者のヒロイン、ティアラというキャラがいるのですが、私が好きだったのはアベルの仲間のデイジーでした。

乱暴で男勝りで剣の腕も立つかっこいい女剣士なんだけど、だんだんアベルのひた向きさに惹かれていく。でも、アベルはティアラ一筋でそこが子供心に切なかった覚えがあります。

今思うと、ツンデレです。最初はガキだとアベルのことを馬鹿にしてたのに、後半結構純情で可愛かったように思います。

あ、あと、敵にムーアという緑色の参謀っぽいやつがいるんですが、その当時、「ムヒョヒョヒョヒョ……メ ラ ミ」とマネをするのがクラスで流行ってたことも今思い出したり。


……はてさて、せっかくの再放送なんで、もうちょっと見てみようかと思っております。

最後まで放送してくれますよーに。
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七貴
性別:
男性
趣味:
読書 小説執筆
自己紹介:
残念ながら、紹介するほど珍しい人間でもなく、
面白い話が出来るほど特異な人生も送っておりません。

二十台の男。弱小小説サイトの管理人です。

何かの縁です。どうかよろしく。
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 解体諸因(西澤保彦)
 彼女が死んだ夜(西澤保彦)
 99%の誘拐(岡嶋二人)
 黄金色の祈り(西澤保彦)
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