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自称小説サイト管理人七貴の、書評とだらだらとした日常を送り続けるブログ。
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ブラックダリア(公式サイト)を姉と見に行く。

非常に後悔した。

私は、映画通ではない。
監督の名前とか、演出であるとか俳優や演技の良し悪しについては語るほどの知識が無いので、ストーリーにのみ絞って話そうと思う。


実際にアメリカで起きたブラックダリア事件を元にした小説の映画化とのことだが、どうも話の筋が分かりづらい。

私の理解力ではちょっと楽しめなかったようだ。

ブラックダリアと呼ばれる女性の死体を巡る謎がメインの話で、そこに、刑事である主人公バッキーと相棒リー、そしてリーの彼女ケイとの三角関係とも言い切れない微妙な関係と、それぞれの過去がからまりあい、さらにはハリウッドの闇が背後に見え隠れ事件の真相が明らかになる……といったあらすじ。

実のところ、この映画、ミステリーでもサイコサスペンスでもない。

バッキーとリー、ケイの微妙な関係とか、リーとケイの過去とかが話の本筋と噛み合ってない様な印象があって、混乱する。私にはリーがブラックダリアの捜査に入れ込む理由がよく分からなかった。

真相もなんだか、拍子抜けするような感じ。伏線もうまく張れていたように思えない。

見終わっても、何だか何も感慨が残らなくて、コメントに困るようなありさまだった。

なんか、こう、ストーリーの解説がほしい。
分からなくて、もやもやする。



帰りに西澤保彦『黄金色の祈り』を買う。
読み終わったら書評を書くだろう。



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