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以前書いたこともあるが、これはアクセス解析のアイコンである。
日に二桁行けばいいようなブログだが、ここにたどり着く人はいろいろなワードで検索しているようだ。
書評ブログなので、本のタイトルや作者名で検索してこられる人が多いのだが、このひと月で急激に増えた検索ワードが「ペンギン革命」だったりする。
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ペンギン革命については以前「筑波さくら『ペンギン革命』(1)~(4) 正統な白泉社の少女マンガ設定だけど、ほのぼの癒し系」という記事を書いたのだが、これが最新刊の発売で検索上位になっているようだ、と思ったのだが……。
検索ワードのほかに、このアクセス解析ではワードの組み合わせでの検索数も出るようになっている。
それを見て驚いた。
2位の組み合わせは
「八房龍之介」(本当の表記は龍之「助」なのだが)
これは前から多いワードなのだが、驚いたのは1位と3位。
1位「ペンギン革命 小説」
2位「ペンギン小説 夢/小/説」(スラッシュは都合上入れてますが)
なんですかこれ。(夢/ 小/ 説)で検索するとすごいページがたくさん出てくるのだが。
どうも、このサイトにペンギン革命で検索してきている人は、書評を求めているわけじゃないようだ。他に創作小説をセカンドワードに入れている見たいだ。
小説の創作もたまにやるのでどうもこの手の検索は多いが、残念ながら、二次創作はしないので、ご了承願いたい。
そういう小説を探してドキドキしながら検索した結果たどりついたのが私のブログかと思うと、
ついでというか、乗りかかった船なので、5巻のレビューを。
5巻は綾織真のスキャンダルから、芸能事務所ピーコックとかつての大女優丘よう子の過去が次第に明らかになっていく。
丘よう子の引退の原因となった交通事故の運転手が綾織の父親だったというスキャンダルが安岡プロにリークされ、さらに丘よう子をモデルにした映画が綾織のいとこ、真柴麗奈の主演で公開されてしまう。
ピーコックは窮地に陥るかと思われたが、社長は極秘に事務所の総力を注いだ映画を製作していた。それは安岡プロと同じく丘よう子の半生を描いた映画で、その主演はなんと葛城涼と綾織真だった。
3巻4巻は奈良崎譲の話が中心だったが、ようやく今まで名前だけの存在だった丘よう子にスポットライトが当たった。
ゆかりの憧れの大女優で、涼の母親、社長の妻、そして綾織の父が起こした事故で引退した丘よう子。この漫画の中心人物でありながらぽっかりと空白となっていた彼女の真実が二人の主演の劇中映画で明らかになっていく。
過去の話は必要になると思ったが、それを劇中映画にしたのは少し面白い。
丘よう子と社長の過去の一件があって、二人の子である涼と、事件と深い関係がある真がそれを映画として演じている。さらにそれを鑑賞しているゆかりがいるという場面だ。
過去と現在の二つの時間軸にまたがっていて、さらにそれが映画であるというメタ的な構造になっている。
役の人物と、役者、それぞれの心理を考えるといくつもの見方が生まれてきて楽しめた。
にしても、多少突っ込みどころも。
軟禁されている涼を助けたゆかりたちに、社長がヘリで迎えに来るとか(噴き出した)、いくら美少年といっても女装して映画で主演とか、ちょっとと思うところもある。
でも、まあ、楽しめればいいわけで、少女マンガに突っ込むのは無粋というものなのだろうね。
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面白い話が出来るほど特異な人生も送っておりません。
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ア
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